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アルバイトで生計を立てるのは大変なのだと実感しました。

就職活動に役立つアルバイト 私が就職をしようとしていた時代は就職氷河期と呼ばれる時代で、大学を出ていても新卒の採用が余りない時でした。私は、広告や出版関係の専門学校を出て、そちらの企業を何社も受けましたが、狭き門の業界と言うこともあり、専門学校を出る頃にはまだ就職先が決まっていない状態でした。親からは早く見つけなさいというプレッシャーもありましたし、しかし就職先が見つからない現実に頭を悩ませていたのです。正社員という括りを捨てないとダメなのだと思い、準社員や契約社員、アルバイトを探し始め、事務職のアルバイトが決まりました。

アルバイトでも4月から働けることは嬉しく思いましたし、毎月お給料が貰えることに喜びがありました。しかし、やはりボーナスがなく、必要以上の手当などはありません。責任が余り無いということ以外は正社員との差はないのに、やはり格差を感じてしまうこともよくありました。一人暮らしをするに辺り、収入の面や生活の質はあまり良いものではなく、生きにくさを感じることも多くあったように思います。若い世代で実家暮らしができるのなら、アルバイトという生き方も悪くないのかもしれませんが、自立して生きていくならば収入の面も少なからず考えた方が良いのかもしれません。